「I still love you.」
念願の『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきました。
予告が出てから絶対観たい~!と思っていた今年の一作。ATOMS版で観れたよ!
言わずもがなQueenのバンド結成もといフレディの人生の伝記映画で、好きな人は是非観て欲しい!(特にスクリーンだと迫力が素晴らしい)
Queenは自分にとって色々と思い入れのあるかけがえのないバンドなので、ふと色んな事を思い出しながら楽しみにしてました。
今思えば、何気に初めて聴いていた洋楽のバンドかもしれない。ビートルズよりも。
伝説すぎるバンドだし、誰もが耳にした事はあるはずですが、わたしは母の影響が強かったです。
小学生の頃、毎朝母がかけていたラジオで『We Are The Champions』が流れていて、無意識のうちに覚えて(正直あの頃は空耳とかしたふざけていたすいません)
段々と洋楽に興味を持ち始め、『Glee』にどハマりしカバー曲も聴くようになり、、、
イギリスに短期留学した時にも、授業でスピーチ的なのがあった際、Queenの曲について喋ったような気がします。(英語力のなさに伝わったかどうかは分からない)
とにかく気付けば自分の中で身近な音楽になってました。残念ながらフレディが歌っている姿を見る事は出来なかったけれど。
それでもいつの時代も音楽が流れていて、歴史的なバンドだよなぁとしみじみ。
でも正直、音楽を聴いてただけで、バンドの事については詳しく知らなかったので、もの凄く貴重な映画でした。創り上げてくれた事に感謝……
とにかくもう、キャストからステージから小道具から、何もかも再現度がハンパなかったです。完璧だった!
~で、感想とか色々~
・冒頭の20th Foxのロゴが流れる部分の音楽が既にギターでQueen Ver.で、フレディの声が入ってきてそれだけで大鳥肌
・『Somebody To Love』が流れるだけで涙腺が緩む この曲はあかん……
・フレディがステージに向かう後ろ姿でウワーッ!となる
・フレディ役のラミ・マレックがほんとにフレディの生き写しのようだった 動きから声の掠れ具合まで完璧
・というか全員似すぎててやばい 正直最初区別つかんかった ブライアン・メイはまんま本人かと思った と、とんでもねぇ・・・
・フレディの生い立ちやバンド結成に至るまでの経緯を知らなかったから、ただただ新鮮だった。まず改名してたんだな…と(そこから)
・他にも、曲がどうやって生まれたのかとか、Queenの音楽の生み出し方が描かれてるのは印象的だった
皆の車売ってアルバム作ったのかー!とか、多重録音でのサウンドの作り方とか、、、
全員で楽器以外の物を使って色んな音を出すレコーディングのシーンは楽しそうだったなぁ。可愛かった、、、。
・メアリーとの出会いのシーンも素敵だった。2人の事は全然知らなかったんですが、古着屋で一緒に働いてた事もあったんですね。あ、憧れる……。
・フレディの部屋、着物飾ってあったりお札貼ってあったりとか、親日家さがよく現れてる
あとadidasのカントリー(靴)可愛い、猫可愛い
・『Bohemian Rhapsody』が出来た時の一連の流れがすっごいカッコイイ。「ガリレオ~」の一節にあんな苦労があったとは……。
・『Another One Bites The Dust』は揉め合ってる最中に出来た曲だったんだ~!めっちゃカッコイイですよねあの曲。
・フレディが自身の病気についてメンバーについて話すシーンは大号泣不可避
(周りの人達凄い静かだったんで、一人鼻水啜る音を堪えるので必死だった)
これが現実だったと思うと、本当に苦しいしたまらない。
・ライブエイドの再現度がとにかくやばい
映画観る前に、ライブの動画観て行ったんですが、まんま生きててライブ行われてたから鳥肌止まらん
Twitterで『RADIO GA GA』比較動画も見たけど、シンクロ率とんでもなかったで……
体の細かい動きからマイクの持ち方まで、フレディが生きてた……
マイクの渡し方とか、フレディがカメラに絡みに行くターンの忠実に再現されている辺り最高
・小道具の再現度も凄くて(ピアノの上のカップがちゃんとペプシとか)、これは当時のライブを知る人にはたまらなかったんじゃなかろうか
・どの曲の時か忘れたけど、ピアノ下のフレディの足元からブライアンのギターへ向かって上がっていくカメラワークが凄い好き
・当時生きてたらめちゃくちゃ電話掛けたかった。改めてライブエイドってとんでもなく凄い(まず出演アーティスト達大物しかおらんし)
・メアリーとの関係性が本当に美しくて唯一無二という感じで、互いをここまで信じられる事ってあるんやな、と……。胸が苦しかった。
・エンドロールでまた涙 演奏の映像がまた素敵だった
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Queenって自分の中でどこか、浮世離れしてるというか、音楽色然り高学歴然りルックス然り、とにかくメンバーのアベレージが高過ぎるから、 神々しい、特異的なイメージがあるけど、この映画で色々な事が知れて良かった。
当然苦悩も葛藤もあるし、皆ぶつかり合う事もあったんだよなぁと。
神だ伝説だって讃えられてるけど、本人達は自分たちがやりたい音楽を好きにやってただけなんだよなぁ、って思うとやっぱりめちゃくちゃカッコイイバンドだ~。
メンバーの距離感も良いですよね。これやってみよう、これもしてみようって皆で作り上げてるのが凄い。なかなか出来ないと思う。
他に比べて基本的に仲良いバンドなイメージあります。素敵。
日本公演のシーンはカットされてたけど、どこよりも最初に日本で人気出たバンドだから、この魅力に気付いた日本の女性達は素晴らしいなと。流石です。
それに対するメンバーのジャパンLOVE!度も本当に嬉しい。(『手を取り合って』を初めて聴いた時は感動したなぁ)
バンドムーブの中、彼らを全力で追いかけていた彼女達を讃えます!そして、その一人であった母に感謝を。
Queenってやっぱり、ピアノのメロディが美しい~~。イントロからバシッと心掴まれる。
新しいロックの在り方を教えてくれたバンドだなぁと思います。
伝記映画って、何よりもキャスティングが難しいなと思うけど、本当に忠実に創り上げてくれたのが、この映画の感動した凄い所だと思います。
『The Runaways』や『The Rose』とかもだいっっっっすきなんですが、また一つ、自分の中でかけがえない映画になりました。ああ、もう一回観に行きたいようっっ
まだまだQueenの知らない曲もあるし、これから聴いていきたいなぁと思います!
エーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーオ!
追伸
メアリー役の女優さん、可愛いな~~~~と思ってたら、大好きな『シング・ストリート』のヒロイン役の子だった!気付けなかった自分にショックだったああ!
ルーシー・ボイントンちゃんです。好きです!応援してます!